年度末までもみ合い 2023年01月24日 14時10分

岡三証券シニアストラテジスト永谷亘氏
 株式市場は、年度末まではもみ合いの展開を見込む。日銀の新総裁人事や米国の金融引き締めが上値を抑える一方、コロナ禍からの経済正常化で下値は支えられる。年度末までの日経平均株価のレンジは2万5000~2万7800円と予想している。
 米国の利上げはあと2回、おそらくは3月ぐらいで打ち止めになるだろう。ただ、賃金のインフレを見ると今年中に利下げに踏み切れる状況でもない。米国の株価が戻ってこないと、日本株も半導体などのハイテク銘柄を中心に戻りが鈍りそうだ。
 春以降は、賃上げが進めば日本株のステージが変わる。日経平均は3万1000円も見込める。ファーストリテイリングをはじめベースアップや初任給を引き上げる企業も増えている。消費が盛り上がり、投資に使う金額も少しずつ増えていけば、日本人の力で株価を引き上げることも可能だ。

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