いったん調整後上昇 2022年08月01日 14時47分

ソニーフィナンシャルグループシニアエコノミスト渡辺浩志氏
 米国は景気後退局面に入り、米株は企業業績の悪化を受けて底値を探った後、年末にかけて上昇に向かうだろう。日本株も同様にいったん調整はあるかもしれないが、その後は反発する。年末の日経平均株価は2万8500円程度とみる。
 米市場は金融政策を早めに織り込み、金利水準は利上げの最終局面まで達している。今後は景気後退に伴って企業の利益が減少し、株価は調整に入るとみられるが、下げる余地は大きくない。業績悪化が本格化し始めたとき、市場は次の金融緩和を視野に入れだすからだ。その段階になれば、企業業績が悪化したとしても株価は回復に向かうだろう。
 日本株も下げる場面があったとしても米株の市況回復につれて戻るだろう。ただ、国内金利は日銀の大規模金融緩和で、あまり変動しにくい状況だ。成長株が引っ張る米株と異なり、反発力は鈍いものとなるだろう。

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