米引き締めがリスク 2022年05月19日 14時20分

ジャパン・アセットマネジメント代表取締役・堀江智生氏
 株式市場にとって最大のリスクは、米国の過度な金融引き締めだ。米連邦準備制度理事会(FRB)が市場の想定以上の利上げや資産縮小に踏み切る場合、米国株が大幅に下落し、影響は日本株にも波及するだろう。
 米国の政策金利は現状の0.75~1.0%から、さらなる引き上げが想定される。資産縮小は6月から月475億ドル、9月から月950億ドルずつ行われる見込みだ。
 市場は年内最大3%程度までの利上げや月950億ドルの資産縮小を織り込み済みだが、インフレが高止まりして、引き締めが強化されることへの警戒感がマグマのようにたまっている。
 米国株が急落すれば、日本株も下振れし、日経平均株価は2万円を割り込んでもおかしくない。ただ、既に割安な水準であるほか、円安や日銀の緩和政策が当面は続くと見込まれる。最近の底堅さを見ても、売られた後は下げ渋る可能性もある。

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