衆院選と経済再開に期待 2021年10月25日 14時51分

みずほ証券マーケットストラテジスト中村克彦氏
 この秋は「選挙」と「経済再開」が重なる。今月末の衆院選で与党が勝利すれば、経済対策への期待が株式相場を下支えするだろう。行動制限解除で実店舗での買い物やレジャー消費の回復も見込まれており、消費関連株中心に物色の裾野が広がれば、年末にかけて日経平均株価は3万円台を再び回復すると予想する。
 今年の日本株は乱高下したが、二つのラインで下げ渋っている。一つ目は日経平均の昨年末終値2万7444円で、この水準より下で売る投資家は限られている。二つ目は東証株価指数(TOPIX)の200日移動平均線(22日時点で1940)で、長期投資家の損益分岐点ともされる水準だ。
 また、足元では日銀による上場投資信託の買い入れが確認された。円安も輸出関連企業を下支えする。9月調査の日銀短観想定為替レートは1ドル=107円64銭。企業の決算発表が始まり、業績改善期待が高まるだろう。

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