株価はコロナ次第 2021年10月12日 14時06分

ちばぎんアセットマネジメント・シニアアナリスト奥村義弘氏
 年末の日経平均株価は3万円程度の水準とみているが、今は下火となっている新型コロナウイルスの感染状況次第であり、不確実性が大きい。コロナが抑え込まれ、経済活動が順調に正常化すれば3万円を超えても不思議ではない。
 いろいろなリスク要因はあるものの、企業業績は好調だ。製造業ではサプライチェーンの混乱で目詰まり感はあるが、これもコロナが収束すれば解消する。9月の日銀の全国企業短期経済観測調査(短観)によれば、デジタル技術で変革を目指すデジタルトランスフォーメーション(DX)関連の投資は増えており、岸田新政権もこれを後押しする政策を打ち出すだろう。
 ただ、岸田政権の経済政策は分かりづらい。金融所得課税の強化を引っ込めたことは当面の安心材料となるが、具体的な政策をアピールできないと厳しい。

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