個人金融資産、1946兆円=20年度末、過去最高―日銀 2021年06月25日 11時06分

日本銀行本店(東京・日本橋本石町)
日本銀行本店(東京・日本橋本石町)

 日銀が25日発表した資金循環統計によると、2020年度末の個人(家計部門)の金融資産残高は前年度末比7.1%増の1946兆円となり、過去最高を更新した。将来不安や新型コロナウイルス禍で消費が抑制され現金・預金が増えたほか、株価上昇で株式や投資信託の残高が大きく伸びた。
 日銀は今回、新たに入手したデータなどに基づき過去にさかのぼって数値の改定を実施。直近1年間の個人金融資産残高は10兆~15兆円程度下方改定されたという。
 個人金融資産の内訳は、現金・預金が5.5%増の1056兆円。株価上昇で株式等は32.1%増の195兆円と大幅に増え、投資信託は33.9%増の84兆円と過去最高となった。ただ、家計の株・投信の保有割合は小さく、資産全体の押し上げ効果は限定的だった。 

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