日銀、ETF購入ゼロ=黒田総裁下で初―5月実績 2021年05月31日 19時33分

 日銀は31日、5月の上場投資信託(ETF)の購入額がゼロだったと発表した。月間を通じて購入しないのは黒田東彦総裁の下では初めてで、2012年12月以来8年5カ月ぶり。日銀は今年3月の金融政策決定会合で、市場が落ち着いていればETFの購入を抑制することを決定している。
 日銀によるETF購入は、株式市場の不安定化で企業心理が冷え込み、経済・物価動向に悪影響を及ぼすのを防ぐことが狙い。新型コロナウイルスの感染拡大で先行きの不透明感が強まった昨年3月と4月は、それぞれ1兆円を超える買い入れを実施していた。 

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