政策修正、「今後の指針」=日銀3月会合議事要旨 2021年05月06日 10時46分

 日銀は6日、3月18、19両日に開かれた金融政策決定会合の議事要旨を公表した。同会合では大規模金融緩和の効果や副作用を点検。長期金利の変動幅を明示するなど、政策を一部修正した。これについて、政策委員の一人から「今後数年間、金融緩和政策の基本的な指針となることを期待する」との意見があった。
 日銀は3月会合で、債券市場の取引を活発化させるため、長期金利はプラスマイナス0.25%の変動を許容することを明確化した。ある委員は「市場参加者の退出を防ぎ、価格安定化機能を維持する観点からも望ましい」と評価した。
 ただ、新型コロナウイルス感染症の影響が続いていることから、「当面は金利全体の低位安定を優先することが適当」との認識で一致。「必要があればちゅうちょなく追加的な金融緩和措置を講じる」との方針も確認した。 

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