構造改革企業に注目 2021年04月12日 15時13分

内藤証券投資調査部シニア・アナリスト北原奈緒美氏
 3月期決算企業の業績発表が本格化するまで半月ほどあり、日経平均株価は2万9000円前後での一進一退が予想される。長期的に有望な投資対象としては、コロナ禍をきっかけとして構造改革に乗り出した企業に注目している。
 企業業績の改善が予想されているが、株価は2022年3月期にかけての増益をある程度織り込んだ水準にある。日銀が日経平均連動型の上場投資信託(ETF)を資産購入の対象から除外したこともあり、日経平均は上値が重そうだ。半面、業績の改善傾向やワクチン接種の本格化などが下支えし、日経平均の下値は限られるだろう。
 投資の候補は組織の再編や事業の見直しなど抜本的な経営改革に乗り出した企業。内需株を中心にコロナ禍で株価が出遅れ気味の銘柄は多いが、3~5年先の企業価値向上の芽を育てている企業に期待したい。

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