月内動きにくい 2021年03月01日 15時05分

証券ジャパン調査情報部副部長野坂晃一氏
 昨秋以来の株価急騰による過熱感が残る一方、上昇相場に乗り遅れた投資家の買い意欲は強い。日経平均株価は上下どちらにも大きく動きにくく、月末までは2万9000円台での推移が予想される。
 2020年4~12月期決算で、企業業績の回復傾向が確認された。株価が企業の解散価値を下回る割安な銘柄もあるため、株価の下落時には押し目買いが予想され、日経平均の下げ余地は限られそうだ。
 18、19日に日銀が金融政策決定会合を開く。これまで株式市場を下支えしてきた上場投資信託(ETF)購入の枠組みが見直される可能性が意識される。米国長期金利の日々の変動幅が大きいこともあり、積極的な買いは手控えられそうだ。
 中長期的な成長株とみなされていても、割高な銘柄もある。期待に反して値下がりした銘柄は手放すなど機敏な売り買いが必要だろう。

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