〔NY石油〕WTI続伸、79ドル台(17日午前) 2024年05月17日 23時35分

 【ニューヨーク時事】週末17日午前のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、エネルギー消費大国の中国と米国での原油需要拡大への期待感を背景に、続伸している。米国産標準油種WTIの中心限月6月物は午前9時55分現在、前日清算値(終値に相当)比0.19ドル高の1バレル=79.42ドル。
 中国国家統計局が17日発表した4月の鉱工業生産は前年比6.7%増加し、製造業の生産活動の回復が示唆された。また中国政府は17日、地方政府が売れ残った一部の住宅在庫を買い取ることを認めるほか、住宅ローン規制を緩和する方針を発表。中国景気が上向くことへの期待が高まっている。一方、今週発表された米消費者物価指数(CPI)では、インフレ鈍化の兆候が確認され、米連邦準備制度理事会(FRB)が年内にも利下げに踏み切るとの観測が拡大した。両国で原油需要が増加するとの思惑から、原油は前日に引き続き買いが先行している。
 ただ、外国為替市場ではユーロ安・ドル高基調となっており、ドル建てで取引される原油の割高感が意識され、上値は限定的となっている。

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