インフレ警戒強まる=CPI大幅上昇で―米市場 2021年11月11日 10時55分

米連邦準備制度理事会(FRB)本部=ワシントン(AFP時事)
米連邦準備制度理事会(FRB)本部=ワシントン(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】10日の米金融市場では、10月の米消費者物価指数(CPI)が約31年ぶりの大幅上昇を記録したことを受け、インフレ加速への警戒感が強まった。米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げ時期を前倒しするという観測も拡大。長期金利の指標となる10年物米国債利回りは、一時1.6%近辺に上昇した。
 外国為替市場では、米金利の上昇を受けて円売り、ドル買いの流れが強まり、円相場は午後5時現在、1ドル=113円台後半に下落。前日同時刻比で1円超の大幅な円安となった。株式市場でも投資意欲が後退し、株価指標のダウ工業株30種平均は240ドル安となった。
 FRBは国債などを買い入れる量的緩和の縮小に月内に着手する計画。市場では「縮小ペースが速まり、利上げは早期にやってくる」(欧州金融大手ING)という声が上がっている。 

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