20211130 21年10月の鉱工業生産指数(速報) 2021年11月30日 15時23分

                           2021年11月30日作成

   21年10月の鉱工業生産指数(速報)

( 概 要 )

・11月30日に経済産業省から発表された「鉱工業指数(速報)」の「当月の指数及び基調判断の解説」は、『10月の鉱工業生産は、自動車工業を中心に、生産用機械工業や汎用・業務用機械工業などが上昇したことを受けて、全体として前月比1.1%の上昇。基調判断は、「足踏みをしている」で据え置きとなっています。

・鉱工業指数は生産、出荷、在庫は上昇、在庫率は横ばいでした。

・なお、製造工業生産予測調査によると「11月、12月ともに上昇を予測」となっています。




主要企業の生産計画を調査した製造工業生産予測調査は、11月は前月比9.0%の増加。12月は2.1%の上昇の見込みとなっています。10月調査の10月は6.4%上昇、補正値は2.4(0.4~4.4)%の予想でした。11月の予測指数の補正値計算では、4.2(2.2~6.2)%となっています。11月の生産計画の上昇寄与の高いのは、輸送機械工業、生産用機械工業、電気・情報通信機械工業等となっています。



  なお、11月の上昇には、半導体不足や部品供給不足など供給面での制約の影響が小さくなり、「挽回生産」が進むと考えられると伝えられています。11月15日に発表された稼働率指数、輸送機械工業は21年7月92.8から8月は76.3に落ち込み、9月は56.9でした。また、情報通信機械工業は、2020年10月以降21年7月まで稼働率指数は100を上回っていましたが、8月は86.3、9月は83.1まで落ち込んでいます。稼働に支障がでていないか否か、動向をチェックしておきたいところです。

                                    (了)