景気動向指数、大幅改善=自動車回復で3カ月ぶり―6月 2022年08月05日 14時14分

 内閣府が5日発表した6月の景気動向指数(2015年=100)速報値は、景気の現状を示す一致指数が99.0と、前月比4.1ポイント上昇した。3カ月ぶりの改善で、上昇幅は比較可能な1985年以降で最大。新型コロナウイルス感染拡大に伴う中国・上海のロックダウン(都市封鎖)の影響で落ち込んでいた自動車の生産や出荷が急回復した。
 基調判断は「改善」に据え置いた。6月の一致指数は速報値段階で反映させた経済指標8系列のうち、7系列がプラスに寄与。自動車のほか、半導体など電子デバイスの生産、出荷も好調だった。
 数カ月先の景気を示す先行指数は0.6ポイント低下の100.6で、2カ月連続で悪化した。内閣府は「7月以降、オミクロン株の派生型『BA.5』流行の影響が顕在化する恐れがある」と警戒感を示した。 

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