波乱含みだが再上昇も 2022年06月17日 14時28分

SBI証券投資情報部長・鈴木英之氏
 日経平均株価は欧米株との比較で割安感がある。内閣府の4月機械受注統計は好調で、今後に明るさが見えた。米金融引き締めの影響で波乱含みだが、中期的には再び2万8000円を目指す動きも出そうだ。
 注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)は、通常の3倍となる0.75%の利上げを決めた。ただ、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は通常の対応ではないと強調していた。
 今回の決定は、直前に発表された消費者物価指数が高い伸びとなったほか、米ミシガン大学の消費者景況指数が過去最悪となり、インフレピークアウト説が楽観過ぎたことを表した形だ。同規模の利上げは7月にもあろうが、その後は底入れ感も生じよう。
 日本では、4~6月期の企業業績はコロナ禍後の経済正常化や大幅な円安を背景に改善するとの思惑がある。7月の参院選も波乱要素は乏しく、日経平均は2万6000~8000円とレンジを広く取って注視したい。

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